旭山動物園のお土産大集合!旭山動物園の2010年4月29日オープン新施設!もうきん舎について詳しく解説いたします!!
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もうきん舎 シマフクロウ舎 旭山動物園の新施設
2010年4月29日旭山動物園の新施設として、
以前エゾシカが飼育されていた場所にシマフクロウ舎(もうきん舎)が完成いたしました!

広さ約150平方メートルの敷地に、
縦約15メートル、横約10メートル、高さ約9メートルドーム形のケージで覆われたこの施設。
内部は自然環境に近づける為に様々な工夫が施されていて、さすが旭山動物園と思える内部です!!


まずはこちら。
高さ7mの擬木が立てられ、その木には樹洞という穴が開いていて、
シマフクロウが巣を作り繁殖できるように工夫されているんです!
それを想像するだけで「凄い!!」と感嘆の声をあげてしまいますが、
施設内部には笹(クマザサ)の植樹も行われました。
しかも作業を行ったのは坂東元園長はもちろん、
旭川しんきん、旭山動物園くらぶ、旭山動物園マイスター、
この方々によるボランティア!その数60名以上!
ボランティアが参加して旭山動物園を創り上げて行くこの姿はまさに
市民参加の見本!
こういった事も危機的状況にあった昔からずっと地元市民に愛される
所以なんだろうなぁ・・・
そして!施設内部の見所はさらにあるのです!
なんと小川や池も造られ、そこにはニジマスなどの魚が放流されています!!
つまり自然界で行われているシマフクロウやオジロワシが水面目掛けて颯爽と舞い
器用に足で魚を捕まえて食べる!!そんな様子なども見られるかもしれないのです!!!

見づらいですけど中央の一番奥にニジマスの尾が写っています。
気温が暖かくなり、昆虫が多く出始めるとニジマスの動きも活発になるので、魚を捕食する瞬間も見られそうです。
北海道でも道東にある街、中標津町の養老牛温泉では野生のシマフクロウが池にやってきて
魚を捕食する姿を見られるところがあるのですけど、旭山動物園でもそういう光景が見られたら凄いことですね。
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さらに小窓もあり、いつもと違う低い目線からも観察できます。
施設内にある止まり木は飛ぶ力が弱ったオジロワシの為に、坂東園長はじめ飼育員さんたちが自ら運び、
設置したものです。ここで飼育されているオジロワシは全て交通事故などで怪我をし保護された個体。
なので飛ぶ力や捕食する力など野生の能力が弱っているんだとか。その為に、止まり木のその位置や高さや
バランスは、野生の力を取り戻せるように飼育員さん達が考え抜いて自らの手で設置しているのです。

シマフクロウ舎?もうきん舎?
この新施設、本来は「シマフクロウ舎」として建設されてきました。
現在の旭山動物園には北海道で見られるフクロウ10種類のうち、9種類が飼育されています。
しかしシマフクロウだけがいません。現時点でシマフクロウは飼育されていないのです。
シマフクロウは釧路市動物園から受け入れる計画なのだそうですけど、実は受け入れ時期は未定。
何故受け入れ時期が未定の動物の飼育場を建設したかというと、そこには重要な意味があるのです!
北海道やロシア、中国などに生息しているシマフクロウ。
日本では1971年に国の天然記念物に指定されている希少な動物。
アイヌ語で「カムイ・チカプ」などと呼ばれその意味は「神の鳥」。
すなわち神としてアイヌ民族に崇められたほどの希少な動物なのです。
そのシマフクロウ、現時点で動物園にて飼育されているのは釧路市動物園のみ。
意外にも釧路市動物園以外では飼育されていないのです。
その為、仮に感染症などが発生した場合、一ヶ所の動物園のみでの飼育だと飼育群が全滅する恐れがあるため
それぞれ地域の違う各動物園に分散して飼育を行う計画があるんだそうです。
そのため、旭山動物園でもシマフクロウをいつでも受け入れられる体制を整える為に、
この新施設が計画されたんだそうです。なので、シマフクロウを展示する時期はまだ未定。
そこで当面はこの新施設でオジロワシが飼育されます!
ご存知ない方もいるかもしれませんが、あなどるなかれ、このオジロワシも凄い動物なのです。
オジロワシは北海道の一部でだけ繁殖するという珍しい鳥で、1970年国の天然記念物に指定されているのです。
その大きさやその捕食行動には驚くこと間違いなし!それを近くで観察できるとなると本当に凄いこと!
いずれ旭山動物園にもシマフクロウがやってくると思うだけでもドキドキ嬉しくなりますし、
オジロワシがこの新施設でどんな野性味溢れる姿を見せてくれるか興味津々です!!!
ちなみにこの写真のフクロウはシマフクロウではありません。旭山動物園の「フクロウを学ぶ会」での一枚です。
動物の「凄い!」を肌で「感じ」、そして「読む」!!!
旭山動物園が凄いと思うのは施設の工夫だけではありません。「読む」という凄さです。
飼育員さんの手造り看板や説明パネルを読むことでさらにその凄さや問題点に気づきます!





知っているつもりだったことでも、旭山動物園の手造りパネルを読むことで、新たに気づくことも多いです。
命や自然と真摯に向き合い、日々動物と接しているからこそのお話が書かれています。
行動展示と同じくらいに、この手書きパネルの数々は旭山動物園の特徴です。
旭山動物園の次なる新施設は
旭山動物園は2010年の秋から2つの施設、
「は虫類舎」と「タンチョウ舎」を改修建設すると発表しましたね。
現在のは虫類舎は、その名の通り爬虫類が飼育されていているのですが
夏期間しか見ることができませんでした。しかも開園当初の1967年からいる
ワニのミシシッピーアリゲーターのお部屋も狭かったりと、
は虫類舎のスペースはちょっと窮屈に感じられたのでなんとも嬉しい限り。
新しく施設ができたら、北海道内に生息してる両生類・爬虫類中心の施設となるそうですが、
夏も冬も観察できるようになり、ヘビやカエルの冬眠なども間近で見られるんだとか!
そしてもう1つタンチョウ舎は現在、レッサーパンダの吊橋のそばにありますが
これまたちょっと窮屈そう。その為か2羽のタンチョウがいるのですけどチラ見して通り過ぎて行く
観光客の方もたびたび見かけました。が!!新施設になれば必ずみなさんグググっと見入ることでしょう!
新施設は湿原をイメージさせた造りになるそうで、タンチョウの生態がバッチリ観察できる施設になるとのこと。
湿原には独特の生態系があり、そこで生活しているタンチョウが新施設でどんな野性的な姿を見せてくれるのか
今から楽しみでなりません!!
どちらの施設も2010年の秋から着工し、2011年の春に完成予定とのことですので
これからもドンドン進化していく旭山動物園から目を離せませんね!!

